第5回大会*注
本会は、農業を総合的・多角的にとらえて北海道農業の発展に寄与することを目的とし、2012年5月に北海道畜産学会、北海道草地研究会および北海道家畜管理研究会が統合し設立されました。本年度大会を、道総研畜産試験場(新得町)において下記の内容とスケジュールで開催いたしますので、ご参集いただきますようご案内申し上げます。
注)台風10号の影響により、中止が決定しました(9/2)。
1. 開催日, 大会内容および開催場所
開催日 : 2016年9月10日(土)~ 9月12日(月)
開催場所 : 道総研畜産試験場および十勝管内畜産関連施設
○ 9/10のみ JR(特急)の到着時刻に合わせて、新得駅から大会会場(畜試)まで無料のジャンボタクシーを運行します。
新得駅出発予定時刻 11:45 、12:40
9月10日(土)評議員会・一般講演・シンポジウム(於:道総研畜産試験場)・懇親会(於:サホロリゾートホテル)
12:00 評議員会
13:00 一般講演・セッションⅠ 口頭発表 [(ベストプレゼンテーション賞対象]
13:50 一般講演・セッションⅠ ポスター討論
14:50 シンポジウム「北海道における搾乳ロボットとバイオガスプラントの現状と課題」
基調講演 搾乳ロボットについて 堂腰 顕 氏(根釧農試)
バイオガスプラントについて 高橋圭二 氏(酪農大)
現地における取り組み事例
① 十勝における搾乳ロボットの取組 渡邊敏弘 氏(十勝農協連)
② JA新得町における取組 太田眞弘 氏(JA新得町)
18:30 懇親会 於:サホロリゾートホテル
(畜産試験場から懇親会会場行バスを用意いたします)
9月 11日(日) 一般講演・総会・受賞講演・ワークショップ(於:道総研畜産試験場)
09:00 一般講演・セッションⅡ 口頭発表
09:50 一般講演・セッションⅡ ポスター討論
10:50 総会
11:30 授賞式(ベストプレゼンテーション賞・2016年度学会賞)
11:40 学会賞受賞講演
泉 賢一会員「乳牛におけるルーメンマット構造の定量とその形成およびルーメンマット機能を活かしたTMR給与法に関する研究」
林 拓 会員「根釧地域における飼料用トウモロコシの安定栽培技術の確立に関する研究」
12:30 休憩
13:30 ワークショップ
「北海道における中小家畜および特用家畜の現状と課題」
「酪農研究の新しいアプローチを提案する~どのような枠組みが求められるのか?~」
9月 12日(月) 現地見学会
① 農業生産法人シントクアユミルク(酪農研修牧場) 搾乳ロボット
② (有)友夢牧場 バイオガスプラント
08:30 | 畜産試験場 出発 |
08:40 | 新得駅 出発 |
09:00 | サホロリゾートホテル 出発 |
09:20 | 農業生産法人シントクアユミルク(見学) |
10:30 | (有)友夢牧場(見学) |
12:00 | サホロリゾートホテル (解散) |
12:20 | 新得駅 (解散) |
12:30 | 畜産試験場 (解散) |
*農場への入場はバスのみとなります。乗用車での入場はできません。50名になり次第、締め切ります。
2. 大会参加申し込み方法および参加費
大会参加希望の方は、8月31日(水)までにこの北海道畜産草地学会ページ下部にあります大会参加フォームに必要事項を記入して、学会HP へ送信願います。参加申込み後、大会参加費等をお支払い下さい。支払い方法は「7.参加費等の支払いについて」をご覧下さい。
また、学生会員として参加される場合は、大会への申し込みをされる前に北海道畜産草地学会HPから学生会員として入会の手続きを行ってください。
3. 一般講演プログラム
【セッションI】(学生会員) 9月10日(土) 13:00~13:50
I-1 黒毛和種子牛の市場価格および体測定値に関する遺伝率および遺伝相関の推定
○佐藤春菜・吉田未来・寺脇良悟(酪農大)
I-2 黒毛和種における胸最長筋内脂肪交雑粒子の細かさに関する遺伝的パラメータならびに育種価の推定
○岩崎良介・迫田康平・阿佐玲奈・萩谷功一・口田圭吾(帯畜大)
I-3 ホルスタイン種雄牛の精液性状形質に関するゲノミック評価精度の検討
○鈴木克弥1・花牟禮武史2・早川宏之2・川上純平3・馬場俊見3・萩谷功一1 (1帯畜大院,2ジェネティクス北海道,3日ホ北支局)
I-4 ホルスタイン牛における乳房炎に対する体型形質の影響
○長田智彦・川岸孝弘・寺脇良悟(酪農大)
I-5 北海道の乳牛における飼養形態と長命性の関係
○中堀祐香1・山口 諭2・阿部隼人2・中川智史2・山崎武志3・馬場俊見4・萩谷功一1(1帯畜大、2北酪検、3北農研、4日ホ北支局)
I-6 初産次の検定日乳量に対する暑熱ストレスの影響
○番場郁美1・大澤剛史2・山崎武志3・萩谷功一1(帯畜大1、家畜改良セ2、北農研3)
I-7 初産分娩後1000日間の乳量を最大にするための分娩間隔に関する検討
○按田将利1・近藤野の花1・山口諭2・阿部隼人2・山崎武志3・萩谷功一1(帯畜大1、北酪検2、北農研3)
Ⅰ-8 活性酵母給与が肉用牛の産肉性に及ぼす影響
○藤井翔子・山下聖奈・日高智(帯畜大)
Ⅰ-9 コーンサイレージ給与が黒毛和種肥育牛のルーメン細菌叢に及ぼす影響
○橋本拓弥1 遠藤哲代2 糟谷広高2 小池聡1 小林泰男1(1北大院農、2道総研畜試)
Ⅰ-10 ウシ糞便の発酵産物に及ぼすギンナン果肉エキスの影響
○新谷理紗・Seongjin Oh・小池聡・小林泰男(北大農)
I-11 北海道十勝管内の生乳由来乳酸菌の特性解析
○猪川 祐一・中村 正(帯畜大)
I-12 酒粕が発酵ソーセージの品質に及ぼす影響
○塚田芳朗・久保友香理・高橋夏巳・早川 徹・韓 圭鎬・福島道広・島田謙一郎(帯畜大)
I-13 十勝若牛Ⓡ 主要部位の重量ならびにその割合に関する画像解析形質を利用した推定
○北村克朗1・迫田康平1・阿佐怜奈1・吉国泰輔2・萩谷功一1・口田圭吾1(1帯畜大、2(株)十勝清水フードサービス)
Ⅰ-14 リブロースおよびサーロインの脂肪交雑が十勝若牛®の食味性に及ぼす影響
○濱中珠華1・遠藤康世1・吉国泰輔2・阿佐怜奈1・萩谷功一1・口田圭吾1(1帯畜大,2(株)十勝清水フードサービス)
I-15 ターメリック製造副産物の給与がニワトリ精子運動能に及ぼす影響
○厳文静1・菅野智裕2・葛間風花子3・大嶋栄喜3・唄花子1・高橋昌志1・栁川洋二郎2・永野昌志2・若松純一1・川原学1(1北大院農, 2北大院獣, 3北大FSC)
I-16 Effects of food waste anaerobic digestate application on potassium and nitrogen dynamics in grazed sheep pasture
○MOGI Hirosato, UCHIDA Yoshitaka(Faculty of Agriculture, Hokkaido University)
【セッションII】 9月11日(日) 9:00~9:50
II-1 ホルスタインにおける浮腫およびつなぎに関する遺伝的傾向の調査
○後藤裕作1・河原孝吉1・馬場俊見1・山口諭2(1日ホ北支局、2北酪検)
II-2 ホルスタインにおけるSNP情報を利用した血縁疑義牛の検出法についての一検証
○馬場俊見・後藤裕作・河原孝吉(日ホ北支局)
II-3 市販型蹄浴槽の利用時における薬液水深等の挙動および使用済み薬液の回収方法について
○大越安吾1(1道総研 根釧農試)
II-4 QCMによる乳汁中の黄色ブドウ球菌ならびにエンテロトキシン検出の試み
○岩崎智仁・田上貴祥(酪農大)
II-5 炎光光度分析法の土壌および牧草体,環境水測定への応用
○佐々木章晴 (当別高校)
II-6 活性汚泥もどし堆肥の堆肥添加材としての評価
○興野 若菜1・稲本 光夫2・寺村 誠1・大谷 昌之1(1日本甜菜製糖株式会社、2株式会社北土開発)
II-7 堆肥を「ツボ置き」した更新草地における初期の草種構成
○岡元英樹1,現在2・早川文乃3,現在4・岡一義5,現在3・大城敬二5・笹木正志1・松原哲也1・(1道総研上川農試天北支場、2道総研上川農試、3宗谷農改本所、4網走農改遠軽支所、5北海道農政部天北支場駐在)
II-8 春季の高強度放牧によるリードカナリーグラス優占採草地2年目の植生変化
○尾島徳介1・田辺智樹2・川畑昭洋1・猪瀬善久1・山田文啓1・兼松勝寿1・中城敏明1・河合正人1(1北大FSC静内研究牧場・2北大院環境科学)
II-9 フェストロリウム育成系統の幼苗検定による越冬性関連形質の評価
◯田村健一1・田瀬和浩1・眞田康治1・秋山征夫1・谷津英樹2・横山寛2・高山光男2(1北農研、2雪印種苗)
II-10 チモシーの高水分サイレージ調製適性に関する選抜指標の探索
○足利和紀1・岡元英樹2・田中常喜1・藤井弘毅1(1道総研北見農試、2道総研上川農試天北支場(現:道総研上川農試))
II-11 「オーチャードグラス1番草生育に伴う栄養価の低下はチモシーよりも速やかである」は正しいか?
○三枝俊哉・柳杭田駿男・飛田充晴(酪農大)
II-12 ガレガとチモシー混播草地における夏季更新の播種晩限
○奥村健治・井上 聡・佐藤広子・廣井清貞(北農研)
II-13 根釧地域における牧草・トウモロコシ輪作体系への飼料用麦類導入による増収技術の開発-春播麦類導入の可能性-
○角谷芳樹1・林拓2・牧野司1・中村直樹1・松本武彦1(1道総研根釧農試、2道総研上川農試天北支場)
II-14 十勝における飼料用トウモロコシ間作としてのライ麦栽培の可能性
○飯田憲司・出口健三郎(道総研畜試)
II-15 飼料用とうもろこしのマルチ栽培システム実証試験結果
○早田典生1・渡邊敏弘1・太田雄大1・木村友紀2・小森鏡紀夫3(1十勝農業協同組合連合会、2ホクレン農業協同組合連合会、3パイオニアエコサイエンス株式会社)
4. 一般講演の発表方法
一般講演は2つのセッションのうちのいずれかに割り振られます。学生会員はセッションⅠ(9月10日)、それ以外の方はセッションⅡ(9月11日)となります。申し込みいただいた演題は、各演題の発表者は、各セッションの会場においてその概要を口頭で発表していただきます。その後、発表者はポスター会場にて、ポスター前で発表と討論をしていただきます。発表にあたっては下記に従い準備をお願いします。
1) 概要口頭発表:発表内容を3分以内にまとめて発表の概要を説明してください。なお、3分経過後は直ちに次の演題の発表に移りますので、時間厳守でお願いします。発表ではすべての内容を詰め込んだものとせず、エッセンスとアピールポイントの説明とし、詳細はポスターで発表するようにしてください。
2) 口頭発表用PDFファイル: 概要口頭発表では、液晶プロジェクターを利用します。発表資料はPDFファイルのみの受付とし、音声および動画ファイルは使用いただけません。ファイルサイズは10MB以下となるようご準備ください。発表に用いるPDFファイルは、9月2日(金)18:00までに研究会事務局編集幹事宛にメール添付、もしくはCD等で郵送願います。当日の受領は、事務の混乱を招きますので締切日を厳守してください。
なお、PDFファイルは事前に必ずご自身で、Adobe ReaderバージョンXI以上での動作をご確認の上、お送りください。ファイル名は「演題番号(発表者氏名)」とします(例: II-01(道総研太郎)※演題番号は半角英数字)。発表当日のPDFファイルのページ送りや交換などパソコン操作は当方で実施します。
研究会事務局編集幹事:国重 享子
3) ポスター発表:ポスター掲示用ボードの大きさは幅900mm×高さ2100mmですので、それに収まるようにポスターを作成してください。ポスターは、ボード内に掲示できるものであれば様式は問いませんがタイトルと所属は必ず記入されたものをご準備ください。ポスターボードには発表番号が記載されています。講演者は当日口頭発表の前に、時間の余裕を持ってポスターを掲示してください。画鋲等は事務局で準備いたします。
4) ベストプレゼンテーション賞:セッションⅠにおいて一般講演を行った学生会員のうち、特にその発表が優れていた方にベストプレゼンテーション賞を授与します。ベストプレゼンテーション賞の発表ならびに表彰は、9月11日(日)総会に引き続き、庁舎1F講堂で行います。
5. ワークショップ開催
「北海道における中小家畜および特用家畜の現状と課題」
オーガナイザー 小泉 徹(道総研畜試)
【日時】 9月11日(日)13:30~15:30
【会場】 道総研畜産試験場 庁舎3Fセミナー室
【話題提供】
・豚生産の現状と課題 : 岩上 弦太郎(道総研畜試)
・めん羊生産の現状と課題 : 河野 博英(家畜改良センター十勝牧場)
・地鶏生産の現状と課題 : 国重 享子(道総研畜試)
・エゾシカ管理と有効活用 : 宇野 裕之(道総研環科研)
【情報交換】
「 酪農研究の新しいアプローチを提案する~どのような枠組みが求められるのか?~」
オーガナイザー 草刈直仁・岡田直樹(道総研根釧農試)
【日時】 9月11日(日)13:30~15:30
【会場】 道総研畜産試験場
【話題提供】
1.なぜ、こうした提案をするのか?(解題に替えて)
草刈直仁、岡田直樹(道総研根釧農試)
2.酪農経営の実態からみた技術開発の方向性について
濱村寿史(道総研根釧農試)
3.生産現場を重視した酪農研究へのシフト・・・その必要性と意義とは?
大坂郁夫(道総研根釧農試)
4.どのような研究の枠組みが必要か?(提案に替えて)
草刈直仁、岡田直樹(道総研根釧農試)
【意見交換】
6. 昼食について
9月11日(日)の昼食のお弁当(1,000円;お茶付)の予約を承ります。希望される方は大会参加フォームの各欄の必要事項を選択し、大会参加費等と併せてお支払いください。なお、会場の畜試周辺(2km以内)に昼食を提供する飲食店やコンビニ等はございません。
7. 参加費等の支払いについて
大会参加申し込み後、大会参加費、懇親会費および昼食代の総額を振込者氏名が必ずわかるように下記口座にお支払いください(大会案内に振込取扱票を同封しましたのでご利用ください)。
お支払いの締め切りは8月31日(水)となっております。なお、一旦納入されました大会参加費、懇親会費および昼食代は理由の如何を問わず、一切返金できませんのでご注意ください。第5回大会に参加される方は、2016年度の年会費を大会前に必ずお振込みください。
(締め切りました)
大会参加費:正会員・法人会員:1,000円,学生会員:1,000円,
非会員(賛助会員を含む): 2,000円
懇親会費(9/10):5,000円
昼食代(9/11) :1,000円
現地見学会:無料
年会費:封筒の宛先ラベルに記載されている金額をお支払い下さい(2,500円/年)。
8. (宿泊の斡旋について)⇒7/28で締め切りました。
チェックインおよびお支払いは申込まれた方が各自でお願いします。
キャンセルされる方は直接サホロリゾートホテル(TEL : 0156-64-7111)へご連絡下さい。
サホロリゾートホテル http://www.sahoro.co.jp/
9. (託児サービス)⇒7/28で締め切りました。
大会では、9月10日の12:00から17:00と9月11日の9:00から17:00、9月12日の9:00から12:00(見学会終了)まで託児サービス(無料)を提供いたします。託児サービスの利用を希望される方は、必要書類を送付いたしますので、下記の[11.問い合わせ先]へご連絡ください。また、検討されている方も託児内容の説明を致しますので、お気軽にご連絡ください。
10. 申込み・支払い期限
(1)大会参加、懇親会、弁当(9/11)、現地見学会申込み および支払期限 8月31日(水) 締め切りました。
(2)宿泊の予約、ワークショップ、託児サービスの申込み期限 7月28日(木) 締め切りました。
(3)一般講演の申込み期限 7月27日(水) 締め切りました。
(4)発表用PDFファイル受取期限 9月2日(金)18:00
11. 問い合わせ先
〒081-0038 上川郡新得町西5線39番地1
道総研 畜産試験場 酒井稔史 (学会庶務幹事)
**** 申し込み用フォーム*****************
8/31(水)で締め切りました
【一般講演要旨および受賞講演要旨書式】
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一般講演要旨
1) 発表者名:発表者が複数の場合は、演者の名前の前に○をつける。
2) 所属機関名:所属機関名が複数にわたる場合には発表者名の末尾に上付きで数字を付記し、所属機関の先頭に上付きで対応する数字を付記する。
3) 本文:全角文字で800字以内とする。図・表は用いない。なお、要旨を英文で作成する場合はスペースを含め半角1,600字以内とする。
上記の要領に従い要旨をMS Word形式のファイルにまとめ、上記演題登録フォームのページからアップロードしてください。
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受賞講演要旨
1) 受賞講演の要旨原稿は1件につきA4サイズで2ページとする。
2) 原稿の余白を上下左右いずれも2cmとる。
3) 原稿のはじめに14-Pointで空行を1行入れる(印刷時にここに「受賞講演要旨」のロゴが入ります)。
4) 用紙の体裁は受賞課題名、受賞者名(所属機関名)、本文の順とする。
5) 要旨の作成にはすべてMSゴシックを用い、受賞課題名は14-Point、受賞者名所属機関名)は12-Point、本文は10-Pointとする。
6) 本文は全角で1行50文字、行間を1行空けとする。
7) 必要に応じ、本文に図・表・引用文献などを挿入する。その際、図・表のタイトル、および引用文献などの書式は本文に準じる。また、挿入する図・表については、本文と別個にそれぞれA4サイズに拡大したものを添付する。
上記の要領に従い要旨をMS Word形式のファイルにまとめ、上記演題登録フォームのページからアップロードしてください。