原稿作成要領

北海道畜産草地学会報 原稿作成要領

1.原著論文の体裁

表題、著者名、所属機関名、所在地(市町村名、郵便番号)、和文キーワード、英文表題、英文著者名、英文所属機関名、英文所在地、英文キーワード、要約、英文要約、連絡著者名(所属、住所、郵便番号、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス)、緒言、材料および方法、結果、考察、文献、図表(説明文を含む)の順序とする。

結果および考察はひとまとめにして記述してもよい。謝辞の必要がある場合は考察の後につける。

表題から英文キーワードまでを第1ページ、要約を第2ページ、英文要約を第3ページ、第4ページより緒言以下を作成する。

本文の図、表、写真の挿入場所は矢印を付けて指定する。

写真の説明文、図および表は英文あるいは和文とする。

研究ノート・技術レポートの記述は、原著論文の記述法に準ずるが、英文要約は不要である。

研究の性格の特殊性により、投稿の手引きに従うことが困難な場合には、異なった体裁でも編集委員会で許可することができる。

2.投稿論文の作成

投稿論文および図表は、コンピューターソフトウェアを用いて作成し、1つのフォント埋め込み型PDF(Portable Document Format)ファイルへ変換する。併せて表題、著者名、所属機関名および要約部分のみのPDFファイルも作成する。これらを編集委員会まで電子メール添付もしくは投稿フォームにより投稿する。ファイルには以下のように名前を付ける。以下 “Author” は、第一著者の姓とする。

・原稿 Author(.pdf)

・表題および要約 Author要約(.pdf)

3.原稿レイアウトおよび用語

原稿はA4版用紙に横書きとし、上下左右とも2.5cmの余白を設け、全角35字×34行/ページとする。文字サイズは10ポイント前後とする。ペ-ジ番号は中央下、行番号は左側の余白に記入する。専門用語は、原則として文部省学術用語審議会編「学術用語集」、日本畜産学会編「新畜産用語辞典」を参照する。

4.文字フォント

原稿および図表の文字フォントは、原則として見出しはゴシック体とサンセリフ体、本文その他は明朝体とセリフ体とする。動植物の和名はカタカナとし、学名等はイタリック体とする。

5.本文中の外国人名

本文中の外国人名は原名つづりのままで Millsのように姓のみを書き、2名連名の場合はMills and Jenny のように and でつなぎ併記する。3名以上の連名の場合は Mills et al. のように最初の著者名に et al. をつけ、他は省略する。

6.本文中の日本人名

本文中の日本人名も姓のみを記し上記に準ずる。

7.本文中の文献引用箇所

本文中の文献引用箇所には、以下のように記入する。

Smith et al. (1992) は食肉の解硬メカニズム、保水性の回復 (三浦, 1990A;関川と佐藤, 1992) および風味の向上について (三浦, 1990B) ・・・・・・

8.本文中の人名以外の外国語

本文中の人名以外の外国語は原字またはカタカナで書く。

9.数字・諸単位の略号

数字はすべて算用数字を用いる。また、諸単位の略号は原則として以下のようなSI単位を用いる。

km,m,cm,mm,μm,nm,kl,l,ml,μl,kg,g,mg,μg,ng,pg,h,min,s,mol,M,N,ppm,ppb,J,℃,Pa,rpm,Hz,%

10.引用した文献のリスト

引用した文献のリストは、次の手順により作成する。

①雑誌に掲載された文献の記載は、全員の著者名 (発行年) 表題. 雑誌名, 巻: 最初-最終ページ。の順とする。

Drori, D. and J. K. Loosli (1959A) Influence of fistulation on the digestibility of feeds by steers. J. Anim. Sci., 18: 206-210.

佐々木清綱・松本久喜・西田周作・細田達雄・茂木一重 (1950) 牛の血液型に関する研究. 日畜会報, 27: 73-76.

②単行本の記載は、著者名 (発行年) 書名.版. 引用ページ. 出版社. 発行地. の順とする。分担執筆の場合は書名の後に“・・・・・・の項執筆”と書き、編集または監修者名を加える。

Nalbandov, A. V. (1963) Advances in neuron endocrinology. 2nd ed. 156-187. Univ. of Illinois Press. Urbana.

Folley, S. J. and F. H. Malpress (1948) Hormonal control of mammary growth. in The Hormones vol. I. (Pincuss, G. and K. V. Thimann, eds.) 695-743. Academic Press. NewYork.

諏訪紀夫 (1977) 定量形態学. 第1版. 12-23. 岩波書店. 東京.

③文献の記載には正確を期し、とくに巻、ページを正しく書く。

④文献リストは、まず筆頭者名のアルファベット順に、同一著者による複数の文献があれば発表順に整理する。

⑤その上で、同一著者による複数の文献が同一年にあれば、発表年の後に大文字のアルファベットで区別する(作成要領7、参照)。

11.特殊な刊行物の引用

特殊な刊行物を引用する場合は、下記の例にならい全タイトルを記す。

農林水産省統計情報部編 (1990) 平成元年食肉流通統計. 347-351. 農林統計協会. 東京.

12.電子資料

電子資料の記載は、発信機関名 (発信年) ホ-ムペ-ジの名前. 機関名. 所在地; [引用年月日]. URL.の順とする。

National Center for Biotechnology Information (1990) Nucleotide-nucleotide BLAST (blastn) [homepage on the Internet]. National Center for Biotechnology Information. Bethesda; [cited 13 December 2002]. Available from URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/blast/

13.図版の原図および表

図表の作成については、次の規定に従う。

①コンピューターソフトウェアにより作成する。原図のファイル形式はJPEG、TIFF、EPS、PDFとし、サイズは5MBを超えないことが望ましい。表の罫線は、最上線は二重の実線、他は全て実線とする。縦罫線は用いないこととする。

②投稿時、図表は原稿とともに1つのPDFファイルに変換し、電子メールに添付もしくは投稿フォームを利用して提出する。掲載決定後、印刷用に原図・原表を提出する。

③原図は、原則として図中の文字および数字も含めて、そのまま印刷できるものとする。

④図表は、A4判用紙に描画し、周囲には2.5 cm 幅の余白を残す。

⑤原稿の最後に、図および表の表題および説明文をまとめて添付する。

⑥カラー図は実費を著者負担とする。

14.要約

要約は総説で600字程度、原著論文で400字程度、研究ノートおよび技術レポートでは300字程度とする。原著論文には250語程度の英文要約もつける。

15.キーワード

キーワードは5個以内で、和文と英文の両方で記載し、所在地の次に以下のように記入する。

キーワード:アミノペプチダーゼ, 酸性極限pH, 遊離アミノ酸

Keywords:amino peptidase, ultimate pH, free amino acid

16.原稿の送付

原稿を電子メールで送付する場合は、表紙に以下の内容を記述する。投稿フォーム利用の場合はフォーム上で入力する。表題、略表題、著者名、所属機関名、市町村名、郵便番号、英文表題、英文著者名、英文所属機関名、英文所在地、連絡著者名(所属、住所、郵便番号、電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス)、原稿の種別(原著論文、研究ノート、技術レポート、その他(具体的に))、原稿枚数(本文、表、図、図の説明のそれぞれの枚数と合計枚数)。なお、略表題は、和文は15文字以内、英文は40文字(スペース含む)以内とする。

17.原稿を英文で作成する場合

原稿を英文で作成する場合も、基本的に本投稿規定に従う。記述の順および原稿送り状については、「英文」を「和文」、また、「和文」を「英文」と読み替える。英文はアメリカ英語で作成する。字体は12ポイントのダブルスペースで印字する。1ページ当たり26行とする。なお、英文では、約600語が刷り上がり1ページとなる。

18. 掲載決定後

掲載決定後、別刷の申込が著者に送付される。また、著作権譲渡同意書(学会ホームページよりダウンロード)を作成し、直接郵送あるいはスキャナーで読み込み後PDF形式ファイルとしたものを編集委員会宛に送らなければならない。

19. 電子付録

J-STAGEの電子付録機能を使用して補足資料や原稿内容に関連する動画等を付すことができる。これを希望する場合は投稿時に編集委員会へ連絡する。アップロード可能ファイルサイズは最大50 MBとする。ただし、原稿は電子付録なしで完結したものとする。

20.要領の改正

本要領の改正に当たっては,編集委員会の承認を得るものとする.

 

原稿作成要領のPDFファイル