ニュージーランド大使館と北海道庁は、2015年10月18日(日)に北海道苫小牧にて「アグリテックセミナー:ニュージーランドから学ぶグラスファーミング」を共催します。本セミナーは、日本ニュージーランド経済委員会の後援を受け、同経済委員会の経済人会議に先立ち同じ会場で開催されます。
このセミナーでは、日本の酪農・畜産業界の最近の動向、「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」の中間調査結果などが話し合われます。本プロジェクトは夏季放牧を行う日本の酪農家5戸の調査データ集計と分析を行い、ニュージーランド式牧草飼育のノウハウにより北海道の酪農家の収益性を向上させる可能性について調査しています。
本アグリテックセミナーでは、北海道およびニュージーランドの酪農・畜産分野の専門家をお招きし、北海道の酪農・牛肉・羊肉セクターの将来の発展のためにニュージーランドの放牧技術が貢献できる可能性について検証します。また、セミナーでは、北海道の牧草飼育ブランドの商機や、日本とニュージーランド生産者間のパートナーシップや企業間連携の可能性などについて議論します。パネルディスカッションでは、消費者のナチュラルで持続可能な環境で生産された産品へのニーズにこたえるために、世界市場に輸出する牧草飼育畜産セクター開発の専門家がそれぞれの経験を紹介します。
アグリテックセミナーの参加は無料で一般に公開されています。
日時:10月18日(日)14:30~18:00
会場:グランドホテルニュー王子・苫小牧
北海道苫小牧市表町4丁目3番1号
出席には事前登録が必要です。申込用紙にご記入の上ご登録ください。