第35回農業環境シンポジウム 「外来牧草をめぐる諸問題」 詳細報告

2015. 01. 14.

独立行政法人農業環境技術研究所は、2014年10月25日(土曜日)、ベルサール神保町(東京)において、第35回農業環境シンポジウム 「外来牧草をめぐる諸問題 ~侵略的 ! ?、メリット・デメリット、そしてこれから~」 を開催しました。

外来生物は地域固有の生物多様性を損なうものとして管理の必要性が叫ばれていますが、それらの中には、家畜飼料として用いられる外来牧草のように、国民の生活を支える役割を持つものもあります。私たちにとって正と負の両面を持つ外来生物については、関係者すべてがその影響を良く理解し、十分に納得のいく解決策を模索する必要があります。本シンポジウムは、そのような話合いを始める場として、環境省、農水省および外来牧草の研究者等7名を招き、それぞれの立場から管理の必要性と産業上の重要性について発表していただきました。

開催日時: 平成26年10月25日(土曜日) 13:00-17:30

開催場所: ベルサール神保町 (東京)

主催: (独)農業環境技術研究所

後援: 農林水産省、 環境省、 (独)農研機構 畜産草地研究所、 日本草地学会、 日本雑草学会

参加者: 127名
(一般市民10名、農業3名、NPO・関連法人13名、企業17名、マスコミ2名、大学等19名、公立研究機関11名、独法研究機関43名、農水省ほか9名)

第35回農業環境シンポジウムの概要は「農業と環境」176号ですでに報告しましたが、今回は、各講演の概要と講演図表を公開します。

http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/177/mgzn17705.html