「乳牛飼養管理技術の向上」-日本型飼養管理の方向性-

2014. 12. 02.

平成26年度酪総研シンポジウム

2.目的  貿易自由化の進展や飼料価格の高止まりや不安定な乳製品需給、さらには頻発する天候異変等、我が国の酪農生産への影響が継続している。
このような中、各地域では生乳生産の回復に向けた諸施策が実行され、国政レベルでも酪農の成長産業化、生産力強化、自給飼料の生産拡大、経営安定対策等への大幅な次年度予算要求がなされている。
しかし、どのような状況下にあっても、基本は安価な飼料を調達し、適切な飼養管理で乳牛を健康に飼い、低コスト生産を実現すること、そして手当てされる制度・政策を有効に活用して、国民の食生活の向上に寄与していくことであると考える。
今回のシンポジウムでは、「乳牛飼養管理技術の向上-日本型飼養管理の方向性-」をテーマとして、制度・政策面からの方向性、生産効率を高める飼養環境改善、そして濃厚飼料削減へ向けての飼料給与方法等について、講師の先生方にそれぞれのご専門の立場からご講演をいただき、会場の参加者と意見交換を行い、今後の飼養管理技術向上への一助となるシンポジウムを目的とする。
3.開催日時 平成27年1月28日(水)13:00〜17:00
4.開催場所 第二水産ビル8階大会議室(札幌市中央区北3条西7丁目)
5.内容
第1講演 「我が国酪農施策の展開方向について
-飼養管理及び飼料生産を中心として-」
農林水産省生産局 畜産部 畜産振興課長 小林 博行 氏
第2講演 「乳牛のモニタリングの活用事例」
雪印種苗株式会社 北海道統括支店 技術推進室長 松本 啓一 氏
第3講演 「濃厚飼料削減への近道-基礎から飼料給与への応用」
酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 ルミノロジー研究室 准教授 泉  賢一 氏
意見交換 (質疑応答)
6.参加費 無料
7.申込方法 参加ご希望の方はこちらの参加申込書をご利用頂き、FAXでお申込み下さい。
なお、誠に申し訳ございませんが、定員になり次第締め切りとさせて頂く場合がございますので、お早めにお申込下さい。
ご不明な点は下記までお問い合わせ下さい。
(電話 011-704-2131)
(FAX 011-704-2417)
HP http://rakusouken.net/2014sympo.html